[その1] 解体撤去
水栓、配管等をキッチンより取り外していきます解体には最低限切断するグラインダー等の
工具がないと天板の解体搬出に困ります、棚等は細かくバラして、廃材は分別して処分するよ
うにしましょう。既存のキッチンの解体撤去が終わり次第、配管工事を行いキッチン取り付け
の準備をします。
[その2] 造作・仕込み
今回はL型のキッチンをI型に変更しますので、
以前のコンクリートの壁部分を造作してキッチン
パネルの下地作りをしていきます。きちんと施工
しておかないと後々キッチンを置いた後の施工は
困難になります。
[その3] ちょっとした工夫
L型のキッチンをI型へする理由は、大体がスペー
スを拡大する事が狙いです。いっそうの事垂れ壁
部分も高く造り直しましょう。こうする事で今ま
で視界を遮っていた物は無くなり圧迫感のないス
ペースへと変化します。
この辺りは工務店によってさまざまです。各箇所には何通りかの『やり方』があります。意外と
設備を取り替えて設備自体の使い勝手は良くなったものの今までとそれほど変わらない空間に満
足できないなんていう声はよく聞きませんか?たぶんそれは『やり方』に問題があるんです。そ
の「やり方」についてはまたの機会に説明するとして、さあかなりざっくりした感じの進行にな
ってきましたがキッチンの取り付けはあと残すところ細かい部分のキッチンパネルの張り付けを
残すのみ。終わりが見えてきましたね。
[その4] 最重要事項「納まり」
私たちが一番気にするのはやはり工事の納まりです。傷を
つけないように . . . 色んな事が想像できるかと思われます。
それはもちろんなのですが、実は「これでお施主様が納得し
てくれるか」これを一番気にしています。(笑)なんせこう
したほうが良いなんて自身をもってご提案した内容が不満に
感じられた場合は最終判断はお施主様とはいえ気持ち良くは
終われませんから。
そんなことがあるといけないので弊社では専用ソフトを使ってイメージを作成して事前にお客様
にご提案しております。取り付けるだけなら正直誰が施工してもそう大差はない思うんです(笑
今は良い建材が多く出回っておりインターネットの普及で商品が安く買えます、そうです「ネッ
トの商品」です。実際私も生活雑貨を買う時は楽天市場の常連です(笑)
次回は今回記事の中で話した「やり方」と「ネットの商品」について解説いたします。意外と気
づいていない、知られていない事を皆さんにお伝えします。ご購読いただきありがとうございま
した。