床面フローリング工事


部分的に腐食したりした床面。下地までは進行してなさそうなので早い目の取替えを行います

こんにちは、本日は床面のフローリング工事の様子をご紹介します。フローリングって、普段皆さんは色や柄だけを気にされて機能的な事は気にする事なく使用されているかもしれません。

しかし、今では「床暖対応」「防音規格クリア」「天然無垢」など色んな種類の床材がラインナップされています。お子さんがいらっしゃるご自宅では、防音だけではなく転倒したときの怪我の防止も考慮してフローリング資材を選ぶようにしましょうね!

ではまず既存の床を解体するところから始めますが、ここでは下地が見えるまでしっかりめくっていきます。

フローリングはウレタンボンドを使用して施工しますがウレタンボンドは強力なので表面に旧床材のシールなどが残っていると新しく施工するフリーリングが浮いてします可能性があります。※ウレタンボンドが乾く工程で残っているシートごと捲ってしまう為

そこで、スクレーパー等を使用して綺麗に捲っていきましょう!床暖房が搭載されている場合は床暖房の配管等を傷つけない様に丁寧に捲っていきましょう。※床暖房は下記の様な構造なのでスクレーパーの刃で配管に傷をつけると修復に費用を要しますので注意です!

リンナイのHP(https://rinnai.jp/products/living/floor_heater/flh_construction)より

では綺麗に捲れたところで次は仮置きしていきます。この工程が一番重要です!綺麗に切って敷き詰めていきます・・・

今回は子供部屋のみクッション性のあるフロアを設置しました。転倒時の頭へのダメージもかなり軽減されます。あと多少の物の落下であれば傷も付きにくく長期的に綺麗にご使用になれますのでそういう意味でもおすすめできます。

フローリング張り/株式会社Crastore
フローリング張り/株式会社Crastore

一度仮置きしたフローリングを一旦外してこのようにボンドを塗った後に貼り付けていく作業工程です。簡単に見えますが自身で行うのはおすすめできません。床材も安い物ではありません(安物もあります)ので失敗しないように気をつけましょう。

あともう一つ、安物のフローリングを使用して張り替えを検討されるのであれば張り替えないでください(笑)

前で見ていただいたように一旦ボンドにて施工すると剥がす時に下地の合板にある程度のダメージを与えますので何度も剥がしたりしていると下地がダメになって更に費用がかかる状況を招きかねません。これでは元も子もない状況になります。どんな工事でも一生ものと考えて選択するのがベストだと思います!

最後にフローリングの工事の項目としては下記の通りです。

☑︎既存フローリングの解体撤去

☑︎床面下地材の補修及び改修

☑︎床材張り

☑︎巾木復旧

☑︎廃材処分費

どうでしょうか上記のように、フローリング工事と言えば単純に見えますし実際そんな大袈裟な話ではありません。しかしせっかくやるなら、家族がいつも寛げる空間を演出しながらその時々に安心して使用できるモノを目指してみてください。

床で寝転がれる空間はきっと家族の集まる場になります。私たちはそんな家を目指してそれぞれの環境に合ったフローリングをご提案します。