ユニットバスの匂い解消方法


今回はユニットバスの嫌なニオイを解消する方法をご説明いたします。

浴室の掃除を普段から行っているのに「カビ臭い嫌なにおいがする」なんて事はよくありますよね、実はこれバスタブの中の匂いが原因であることがほとんどです。ご存知の方も多いと思いますが、ユニットバスのバスタブの横のパネルは外すことが可能です。「素人ではそこまでできない」と思ってる方もいらっしゃると思いますが実は簡単に取り外せます。取り外してみると築年数が浅い場合でも中はカビだらけです、放っておくとバスタブの奥の方は手が入らないということもあり掃除が困難ですので、年に1回の大掃除の時にでもやっておきたい部分でもあります。パネルを外した状態の写真はネットで検索していただければ見つかると思います。

取り外し方などは今から説明するとして、まず用意するものを上げていきます。

・使い古した歯ブラシ

・スポンジ

・キッチンハイター(泡状になるスプレーがオススメ)

とりあえずこれだけです。取り外すのに特に工具等は必要ありませんがユニットバスの種類によっては必要となる場合もありますので取り扱い説明書などを参考に進めてください。

まず取外し方ですが、バスタブ側面のパネルの下にプラスチック製のパネルを固定する為の金具のような物がついているかと思います、これを手前に引くと大体のものが外れるようになっています。

これを取り外すとパネルを手前に引っ張ることで外れるようになっています。戻すときは逆の手順を行うことで元に戻しましょう。

外したバスタブ側面のパネル(清掃後)

さて、中の掃除の方法を説明していきます。まず水で十分に蒸してください、それからカビが多いところを中心にハイターをスプレーしてください。ハイター自体は塩素系ですので放置しすぎるのは良くないかと思います。

スプレーしてから2分程度放置したら次はスポンジで軽くこすりながら汚れを落としていきます。このときのポイントは、こすりすぎない事です。こすり過ぎるとFRP面に傷をつけてしまい汚れが付きやすくなります。これはよくやってしまうミスで、金たわしのような物で掃除をする場合、相手が樹脂やプラスチックであったりすると見えない細かい傷がついてしまいそこに汚れが蓄積するようになります。

そうなると掃除のサイクルも多くなり、ひどくなると黒ずみが取れなくなりますので今回のように洗剤の力だけで落とすようにしましょう。先ほども注意しましたが放置しすぎは禁物です、表面の加工が剥がれてしまうと傷がつくのと同じ症状になってしまいます。

バスタブ奥の写真
清掃後のバスタブ写真

ユニットバスの壁面や床面の継ぎ目にコーキング処理がしてあると思います、この部分はハイターで少し汚れを浮かした後歯ブラシなどで軽く擦ります。(※この際絶対に鉄製のブラシ等は使用しないこと)コーキングはゴムですので強くこすり過ぎるとボロボロと削り落ちてしまいますので注意してください。

方法で赤カビなどは綺麗に落ちて元の白い色が蘇りますので、これだけでもすごく綺麗に見えます。掃除の後はせっかくですので1日かけてしっかりと乾燥させてからパネル頭を戻しましょう。

乾燥させてから戻すようにする

どうですか、初めて行う方でも2時間もかければ十分行うことができる作業です。5年も10年も開けてない場合は非常に勇気がいる部分ではございますが一度取り組んでみる価値はあると思います。

最後に、施行に関して説明してきましたが、上記の方法で掃除を行う場合は弊社は責任を負えませんので自己責任にて行ってください。

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