内装工事 和室から洋室にリフォームする際の注意点


こんばんは、本日は和室の洋室化をご検討されておられる方にい方に方法と注意点をご説明いたします。

大まかな工程を記載しておきます

  1. 材料等数量の拾い出し
  2. 必要箇所の解体撤去
  3. 根太組み・床下地張り
  4. 壁面胴縁組み・PBボード張り
  5. 天井下地組み・PBボード張り
  6. クロス・巾木 仕上げ工事

だいたいこのような工程になりますので順に説明していきます

まずはじめに畳を撤去した和室に「根太」を組んでいきます。この工程での注意点は水平をしっかりとることです。今回は断熱材を仕込みながら作業を進めていきます。根太の間隔は300mmを目安にしましょう(細かく言えば303mmです)。この根太の間隔については床下地に使う合板の大きさによって使い分けましょう

 

床の根太組みが終了したら次は床下地材を置いていきましょう。この工程では部屋の形に材料をカットして先ほど組んだ根太に固定しましょう。この時注意することは合板の間は若干の隙間を確保することです。この隙間は合板同士が当たって床鳴りするのを回避する為です。これは要注意ポイントです、手間暇かけてびっしり敷き詰めることで余計に床鳴りの原因を作ってしまうことになりますからね。あと合板の角面は鉋などでカットしておきましょう。これはCFシート仕上げにする際合板の継ぎ手にパテを入れやすくする為です。上に床材を張る際は必要ありません。

次は壁面です。胴縁という材料を使って下地を組んでいきましょう。

これが今回の洋室化の中で一番難しい工程になるでしょう。窓枠等の取り合い部分のことを考えて材料を用意しないと仕上がりがどこかおかしい雰囲気になりかねません。例えれば窓枠が極端に壁面奥に引っ込んでしまう等・・・このことから材料は慎重に選んでください。

和室の場合ビスが効く部分と効かない部分がありますのでしっかりと固定できるよう考えて胴縁を組んでいきましょう。これもきちんと固定できていないと壁が動いたり、最悪の場合壁が倒れるなど怪我の原因になりますので慎重に作業しましょう。

ここまでくればもう少しです。固定した胴縁にボードを張っていきましょう。25mmピッチ程度に石膏ボード用ビスで固定していきましょう。この工程でもボードの繋面にはカットをいれてパテ処理できるようにしておきましょう。張ってからカッターを入れるのはすごく手間ですし仕上がりがよくありませんからビスで固定する前に処理しましょう。

パテをいれればあとはクロス工事になります、これで大まかな木工事の工程は完了です。どうですか?初めてDIYするには少し時間のかかる内容ですが気長に丁寧に取り組むことができればDIYでもできます。是非一度取り組んでみてください。