ネットで購入する建材の注意事項


皆さん毎度お世話になっております

今回は、前回の記事にて私が乱用していた『ネットの商品』についてお話しいたします「ネットの商品」まず結論からお話しすると、インターネットの買い物は “良いものが 安く手に入る可能性がある”この事実は間違いありません。今ではインターネットを利用した事がない人はいないぐらい、インターネットショッピングは普及してきました。それは紛れもなく良い物が安価で手に入るからでしょう

皆さんは普段どのような物をお探しでしょうか、生活雑貨や消耗品が多いのではないでしょうか。実際私も消耗品に関してはほとんどと言っていいほどネットで購入します。休日になると結局ネットで購入するのに無駄に足をのばして大型ショッピングモールにいたりします。はい、私はおそらく周りの人以上にネットを好んでおります。(笑)さて本題ですが建材というジャンルはどうでしょうか。

今では「住宅設備が家に届く」時代ですが、これにはメーカーも賛否両論のようです。立場上、大手メーカーや商社の担当者とお話しする事が多いのですが、彼らが口を揃えて言うのは「量産品との違い」という言葉です。水平器一つにしてもネットで販売している品番を見てこれは量販店用ルートでメーカーが作っている物で精度は若干ではあるが落ちるとの事なんです。「この事を知らずに自分の家の建材をネットで揃えると耐久性等の問題が発生する可能性があるということでしょうか。」と質問したところ「そうではありません、実際正規ルートの物も販売しています。ただメーカーや商社自身は一般消費者様に対して販売活動は行わないので消費者様との間に業者がいる」とのことなんです。

仲介業者というと不動産屋さんのイメージがありますね。少し違いますが、大量に仕入れて安価で販売活動を行っている業者です。別に悪者ではありません(笑)実際彼らがいるから安く買える訳ですから、少なからず消費側にもメリットが存在します。

では、なにが問題かというと保証の件だそうです。実際弊社取扱の住宅設備等はメーカーが推進している商社からの正規ルートにて仕入れており施工後の商品保証もそのメーカーがきちんと行ってくれます。これが俗に言う “メーカー保証” です。現在インターネットではメーカー保証付きは最低条件になっていますが、当の本人たちは「正規ルートにて購入していただいた物以外は保証対象外になります」との返答。インターネットでの販売商品はメーカー保証を歌いながら実際はその店自体が保証しているケースも少なくないとか。そのようなルートにて購入した商品のクレーム等の問い合わせが

あっても一切応じないという彼らの説明には、「私共の商品ではありますが私共が消費者様に販売したものではありませんので販売店に問い合わせていただく」との対応。確かに私なら自分が売った物が転売されその転売先で壊れたから弁償してくれと言われても納得がいかないと言うか使用者に問題があるのでは?と疑いたくなります。

そんな中で話した彼らの独自のルートというモノには、一消費者の私にも納得出来る状況がありました。ずっと使う物は永久的ではないものの、やはり製造元のメーカーの保証がある方が安心です。皆さんにはリフォーム工事を行う上で見逃されがちなこの部分をしっかりと確認していただき、自身の家に取り付ける物はどんな物なのかをきちんと把握していただきたいと思います。

そうすればリフォームの良さは勿論、リフォームを初めて行う方は施工する業者の選択の際に役立つかと思われます。

本日も最後までご購読ありがとうございました。

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