キッチン交換は”「リーズナブルに済ませることが重要」な訳”


こんにちは、今回はキッチン取替工事のご紹介!!タイトルにもあるようにリフォームにおけるキッチン取替の重要性を考える回にしたいと思っております。

今回は築年数にしておよそ40年程度経過した物件をリノベーションした際に採取した資料をベースにご説明。

・本当にキッチンにお金を掛けるべきなのか

・キッチンはどうして”ピンキリ”なのか

・実際メリットはあるのか

この三点に絞ってご紹介します(^^)/

まず年季の入った昭和レトロなキッチンをご覧ください。ステンレス板等が多数使われており見るからに頑丈な仕様、、

それもそのはず当時はキッチンパネルなんて無くて、不燃といえばステンレス板でした。この記事を書いてる本人も実はその時代を知らない。

そんな当時の物ではありますが、何を言ってもステンレス板、さすがに朽ち果てることはなく経年劣化程度を保っています。

建設物はどの建設物も当時の方が原料を惜しみなく使っていることから耐久性は現在に引けを取らない具合に確保していることがあります

バブル期に建てられた建物は特にそのような傾向が強く主張されています。実はこの特徴が中古物件を購入される際の大きなカギになったします!!

はい、脱線しそうなのでこの話題についてはまた次回ご紹介するとして、、、、

リノベーション中に付き他の箇所も同時に解体しておりますので悪しからず、、

キッチンの解体については難しいことはありませんが、ガスの切り離しや電気配線の引き回しなど実はいくつかの工程に分かれています。

 

解体途中
キッチン解体後

下台の撤去後ガス管等が残っている状況ではありますがこの状態までもっていってあげればあとは各工種順番に施工を進めていくだけです。

こちらは残されたガス管たちの写真です。今回はビルトインコンロの予定ですので、ガス管を必要な場所にもっていく必要があります。

一旦電気屋配線等は隠しておいて使えそうであれば後日再配置する段取りを取らせていただきます

キッチン背面及び床面に配管を仕込みとりあえず全体的な床上げを行わずにクリアしました!!

こちらのマンションはほとんどの家で床上げを行っているようで、家全体を床上げしフローリング工事を行うと相当な金額になることから、コストを考慮するとこの方法はベストな判断だったと感じています

このような不測の事態を考え現場を段取りするのが私たちの仕事であり役目です。

良いものは簡単に手に入り使いやすいものである必要があります。高額の金額がかかりましてや見た目が良いだけで使いにくいものと言うのは決して良いものとは言えないと思っています。

もちろん手間ひまをかけて作った芸術家品質などは美しいですし人を魅了します。しかし家というものは毎日使うものであり毎日使えないといけません。


では本題のキッチンにお金をかけるべきかどうか、、という件についての弊社の答えは・・・×です

しかしこれには例外があります。例えば

・憧れのキッチンがある

・生活の主もしくは趣味が料理

・家族が多くて小さなキッチンでは事足りない

上記のような場合はかえってキッチンにお金をかけるべきでしょう。何より生活が楽しくなりますし効率良く生活を送れます。人生への投資と考えるべきでしょう。

しかし目的もなくただおしゃれだからという理由で高価なキッチンを導入されて、良かったとおしゃれれる方は少ない。これは事実です

その原因には下記のことが理由にあります。

・使うのに気を遣う。(掃除の頻度が上がることで長期的に見ればストレスになる)

・カートリッジを交換したり普段のメンテナンスに若干ではあるが費用がかかる

・どんどん新しいモデルが発売されるため高価なキッチンも10年経てば型落ち感は避けられない

いかがでしょうか、もし皆さんが現在奮発して高価なキッチンを導入しようと考えておられるのであれば今一度ご自身の使い方や目的を確認しその目的に合ったキッチンを選ばれることをお勧めします。

もちろんそれでも私は生活の1部がキッチンルームと言う方は是非最新のキッチンを導入されることに賛同します。なんなら中途半端なグレードのキッチンを導入されるのであれば現在のメーカーが出している最新のものをお勧めします。ミドルグレードの者に関しては見方によってはさほどスタンダードグレードのものと大差がないので、どうせなら各メーカーの技術を詰め込んだ最新最良のものを手にしていただきたいと思っています。

この記事の目的はどうしようか迷っているような状況の方向けの記事になっています、どうしようか迷う程度の使い方であればおそらく投資するお金を考慮してもメリットを感じることができないでしょう

上記の観点から、キッチンにそのようなこだわりがない方は選ぶキッチンはリーズナブルなものである必要があります。

家づくりの中で弊社はお客様に提案する際お客様のご希望がない限りキッチンにお金をかけることをお勧めしません。どちらかと言うとキッチンよりお風呂や照明など人の疲れを癒してくれる、もしくは人を癒やしてくれる部分にお金をかけることをおすすめします。

最終的にはそういう家にはずっと居たくなりますし長く住める、もしくは長く住みたくなる家になるわけです。この方が

・長期的に見ても家を買い換える必要もなく自身の人生にお金を回す事ができる。

・売る時は誰が住んでも快適な家になる。

私たち株式会社クラストアはこのような家作りを推進しています。

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