”リファービッシュ”を奨める理由


こんにちは

近年コロナの影響もあり飲食店等店舗ビジネスの方は大変な状況にあると思います。医療従事者の方々には頭が上がらない状況になっています。

そんな中比較的影響を受けにくいのが建築業でありますが、近年リフォームが流行っており建築業界も新築からリフォームへの転換が多く見らえるようになりました。

そんな中「リノベ物件」「リノベる」という言葉と共にリノベーションが増えたことも事実です。しかし私からすればこれは必然的で、しかもこれからはずっと続いていく建築業界の一つの形態かと思っております。

リモートという昔からある言葉がやっと出てきて世界を駆け巡っていますが今後は家の概念も変わってきてしまうように思います。

「駅近戸建て物件」といえばなかなか手の届かない物件というイメージもありましたし、「タワーマンションといえばみんなの憧れ」のようなイメージがありますよね。

しかしこれは間違いなくあと10年もすれば崩れ落ちている固定観念でしょう。ネットなどでこんな言葉を聞いたことがあるかと思います。

「日本はアメリカの10年後を追っている」

これはまぐれかのように思われますが実際、経済活動にしろビジネスのやり方などいろんな方面でアメリカの10年後を追っているのが日本、その後を追っているのが中国。でしたが、中国は一気にアメリカを抜きそうな勢いで成長しています。

脱線しそうなのでここでリファービッシュの話題に入ります。

リファービッシュとは中古品壊れたものなどを新品に近い状態に持っていくということを定義としています

☑代わってリノベーションとは中古品または中古物件を新品同様もしくは新品以上現代の品質まで持っていくということを定義としています

☑皆さんご存知のリフォームとは原状回復を一般的に意味します

そこで今回のタイトルにもあるリファービッシュ、あまり建築業界ではお聞きすることはないかもしれません。というのも筆者である私がこの感覚を広げようと今取り組んでいるところなので、、

建築業者である私がこんなことを言うといけないかもしれませんが、「リフォームでは物足りないからリノベーションをしたい」これは間違いなく弊社としても賛成であり良い方法だと思います。しかしながらリノベーションが確実に安くつく物件とかえって高くつく物件というのがあるのはご存知でしょうか。

実はこれは簡単で、面積による施工のボリュームによるものです。
広い家はリノベーションすれば施工のボリュームによって施工単価は安く済みますが、狭小住宅の場合は上記の問題から建て替えたほうが安くつく場合もございます。
※もちろん金額が安くつくのではなく将来の資産価値としてです

弊社はこのような場合お客様に直接はお伝えしませんがリファービッシュという方法を使っています。この場合のリファービッシュとはすべてを現代の品質まで持っていけば多額の費用もちろん新築とは違い解体費用がかかりますのでかえって高くつくというのはこのことになります、これを回避するために新品同様またはそのように見えるような仕様に仕上げることでリノベーションまではいかないけれども見た目はほぼリノベーションと言うレベルを狙っていきます。

例えば分かりやすく言うと24時間換気システムやエコキュート、太陽光発電など現代における贅沢なシステムもしくは高スペックなシステムなどに関しましては代用する商品などもあり上手く選べば金額を大幅に落とすことも可能です。極端ですがドイツでも自分で壁にペンキを塗るらしいですよ。本当に日本人は贅沢なのです。

私どもは建築業者ですので高額の商品を買っていただければ利益になるのはもちろんなのですが、そんなことを言っているとそもそも家を直すということにお金をかけてどうするの?ということになります。それなら新築にすれば?ですよね?

そんなことにならないように今回この記事を見ていただいた皆様は是非実践してみてください

リフォームでもないリノベーションでもないけど、どちらかと言うとリノベーション寄りの”リファービッシュ依頼される工務店にリファービッシュという言葉は使わないでくださいね(笑)おそらくほとんどの営業マンほとんどの職人さんは意味も知りません(笑)

今後在宅ワークとなれば広い家が必要です広い家が必要となれば多額のお金が必要です。第一都心には土地もありません。

今回のコロナの世界流行でアメリカ人は意外とすんなり受け入れ在宅ワークを実行に移すことができました。これはなぜだかお気づきでしょうか、、

はい。これは元から広い家があったからです、会社に行かなくてもそれぞれがそれぞれの部屋でパソコンに向かい仕事が出来る環境が「元から」備わっていました。

たまたまかもしれませんが、たまたまというのは結果論であり実際にその環境に応じて対応できている以上事実であります。

そこで日本はどうかと言うと今マンションが売れなくなって広いめの戸建てに移っているのか、、と言うとそうでもありません。コロナの後はマンションの売れ行きが絶好調のようで弊社取引先不動産業者様も忙しそうに走り回っております。しかしこの状況はよく分かりません、、
もちろんマンションにはメリットがあります

・階段がないから老後の生活には楽

・駅が近いから車を持ってない人は便利

・何より会社に通いやすい

上記3点は不動産を探す際に皆さんが重点的に検討するポイントの一つではないでしょうか

しかしここで日本人特有の陥ってはならない固定観念がひとつあります

会社に通いやすい、会社に近い。

皆さんは働くために家を選ぶのでしょうか。おそらく海外の人達は自分たちが過ごしやすい家を選んでいるように思います。

それぞれにそれぞれの部屋がありそれぞれがそれぞれやりたいことをできるスペースがある。

だから今回のコロナの騒動で在宅ワークになった際も自分のスペースというのが確保できたから対応できたのではないでしょうか。

それが日本の家にはありませんでした、日本の家は勤め先に行きやすい場所にあり、駅が近いという理由で狭小地に家を建て、狭い土地ならマンションを建てて共同住宅として扱ってしまう。国土が少ない日本の特有な考え方でしょう。

上記の事を踏まえ皆さんも一度リファービッシュを利用して少し無理難題をクリアできるよう、施工業者に相談しながら海外のような広い邸宅を保有してみるのも良いのではないでしょうか!



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